乳児(6~11ヶ月)に効果的なおもちゃ
こんにちは!
Ippolab広報の圭です。
「家族や友人の子供におもちゃをプレゼントしたいけど、どんなものをあげたら良いか分からない」という方々向けに、「○○歳の子供に効果的なおもちゃ」シリーズを綴っていきます。
第二回目となる今回のテーマは、「乳児(6~11ヶ月ころ)の子供に効果的なおもちゃ」についてです。
子供のおもちゃは、子供の発達や興味に合わせて選んであげることがとても重要になります。
そうすることで、子供は遊びながら多くのことを学んだり、機能をさらに発達させることができます。
まずはこの月齢の子供の発達について、一緒におさらいをしましょう。
1. 全身の運動機能・視覚・聴覚が大きく伸びる時期
ずっと寝たきりだった0~5ヶ月のころとは異なり、この月齢の子供たちは、運動機能を以下のようにぐんぐんと伸ばしていきます。
全身の運動機能の発達
・寝返りが打てるようになる(6ヶ月)
・お座りができるようになる(7ヶ月)
・はいはいができるようになる(8ヶ月)
・つかまり立ち、伝い歩きができるようになる(9~10ヶ月)
・一人で立つ(10~11ヶ月)
視覚・聴覚・手のひらの発達
・2つのものを見比べる(6ヶ月)
・物をわしづかみにする(7ヶ月)
・物を散らかすなど、外に向けた操作が出来るようになる(9ヶ月)
・物を積む、入れるなど、内に向けた調整ができるようになる(10ヶ月)
・親指と人差し指で物をつまむ(10~11ヶ月)
あくまで一般論となりますが、上記がこの月齢の子供の発達の特徴となります。
寝返り、はいはい、つかまり立ちができるようになるなど、全身の運動機能が大きく発達するだけでなく、視覚や聴覚、手のひらの機能も飛躍的な成長を遂げます。
※より詳しい情報については、下記の過去記事をご覧下さい。
・『乳児(6~11ヶ月ころ)の発達の特徴』( https://ippolab.co.jp/nyuji-hattatsu6-11kagetsu/ )
2. 発達を助けるおもちゃが効果的
一般に、「子供の自然な発達を補助する」おもちゃが、効果的なおもちゃであるといわれます。
6~11ヶ月の子供の発達に則し、この月齢における発達を補助するものとして、以下のおもちゃが挙げられます。
ボール
・転がるボールを子供が目で追うことで、視力の発達を補助する
・床に大人と対面で座り、子供の正面から子供に向かって、大人が優しくボールを転がしてあげる。子供はお座りによって自由になった両手を使って、ボールに触ったり、つかんだりすることで、手のひらの機能を発達させることができます。
※音が鳴るボールは聴力の発達も助けます。
カスタネットや積み木など、打ち合わせることができるおもちゃ
・わしづかみにすることで物の形や質感を把握する力を養います。
・打ち合わせることで聴力の発達を補助します。
出し入れを楽しめるおもちゃ
・物を散らかす等の外に向けた操作と、物を入れるという内に向けた調整を通じて、全身機能の発達を助けます。
手で触ったり、口に入れることで感触を楽しめるおもちゃ
・触れる、掴む、つまむ、口に入れる、なめるという動作を通じて、物の形や質感を把握する力を養います。
3. 具体的なおもちゃの紹介
Ippolab商品でこの月齢をお子さんをお持ちのご家族にオススメのプレゼントは、demiです!
【積み木玩具】demi(ドゥミ)9ピースセット
¥5,750
イッポラボオリジナルの”ドゥミ”は、あか、きいろ、あおの色付けがされた積み木です。
子ども向け玩具ではよく使われるヨーロッパ産のブナの木を使って作りました。丈夫な木質で長く使用できます。
にぎったり、積んだり、いろんな形を作ったり。子どもの一歩一歩の成長をドゥミが後押しします。
子どもが口に入れても安全なことはもちろん、地球環境にも配慮された素材のみを使用しています。
※Ippolab公式オンラインショップにて購入可能です。
https://ippolab.official.ec/items/12072210
まる、さんかく、しかく、と形状の異なる積み木をにぎったり、つかんだりすることで、子供が形状や質感を学ぶことを助けます。
丈夫な欧州さんのブナの木を使っているので、子供の力で打ち付けたり投げたりしても、簡単には壊れません。
1ピース1ピースが誤飲をしない大きさであることは勿論、口に入っても無害である安全な自然塗料を使用しているので、子供がなめても安心です。
子供が大きくなっても、積み木遊びや、demiの色を使って、デザイン(例えば、赤・木・青を並べて信号機に似せるなど)を作る遊びを通じて、子供の想像力を養うお手伝いをします。
Ippolabの商品ではないのですが、もう一つオススメなのが、ラングスジャパンのオーボールです。
Amazon オーボール ベーシック ラングスジャパン
https://www.amazon.co.jp/dp/B00CDE52ZE
※著作権の関係で、写真の掲載ができずすみません。
このボールは実際に僕の息子も使っていたのですが、バウンサーの上でずっと手に取って遊んでいました。
なめたり、転がしたり、投げたりもしていました。
とっても柔らかい素材なので、壊れないし、万が一投げたボールが跳ね返って子供に当たったとしても、ケガをすることはありません。
穴が開いているので、外出する時にベビーカーにストラップを付ければ、移動中やちょっとした球形の時に子供をあやすこともできる優れものです!
こちらはお値段がとてもお手頃なので、気軽なプレゼントに良いかもしれませんね。
あとがき
このブログは、「子育てをしていた当時の自分が知っていたら、きっと役に立っただろうな」ということを考えながら書いています。
何も分からないまま、子供が生まれたということで、僕は社会的にいきなり親になりました。
親にはなったものの、あまりよく分からないから、なんとなく子育てを奥さんにまかせてしまい、自分は仕事に集中するふりをして、実は逃げてしまっていたこともありました。
子育てについて、もっとちゃんとよく知っていたら、より積極的にかかわっていたかもしれないと、今なら思います。
でも、今は息子と離れて暮らしているので、もう日常的に子育てをすることはできません。
そんな状況になったからこそ思うのかもしれませんが、子育ては本当に尊い作業です。
大変なこともたくさんありますが、とっても嬉しいこと、楽しいこともたくさんあります。
「SNS等で発信されて、偶々読んだ」という形でも構いません。
このブログを通じて、子育てに関する知識を得ていただき、知ることを通じて、積極的に子供にかかわるようになったくれたら、本当に嬉しく思います。
それでは皆さん、またお会いしましょう。
Ippolab広報
圭
※過去記事はこちら
・『乳児(0~5ヶ月)に効果的なおもちゃ』 ( https://ippolab.co.jp/nyuji-0-5month-toy/ )
参考文献
0歳~6歳 子どもの発達と保育の本 第2版
監修・執筆:河原紀子
執筆:港区保育を学ぶ会
出版社:学研プラス
発売日:2018年2月6日
https://gakken-mall.jp/ec/mirai/pro/disp/2/3011223211?sFlg=2
Ippolabにて広報を担当。
東京生まれ東京育ちだが、本業の都合で2015年3月から関西に在住。
関西の人たちと仲良くなりたい一心で関西弁で話してみるものの、「(アクセントが)全然関西弁とちゃうねん!」と周囲から一蹴される日々。今日もめげずに関西弁を繰り出す35歳。