【初めての知育玩具】0歳~3歳別におすすめ商品12選と選び方のポイント

こんにちは、おもちゃコンサルタントの田中です。

今回は0歳から3歳までの子どもにおすすめの知育玩具を12個ご紹介します。

それぞれの年齢において、子どもの発達段階に合わせて選んでいますのでご参考にされてください。

*子どもの発達には個人差がありますので単純に年齢だけで判断はできませんが、今回は以下の理由に基づいて玩具をご紹介しています。

0歳〜1歳遊びを通して、手先の器用さ、感覚、言葉の発達などが促されるよう工夫されているもの。
1歳〜2歳様々な能力が伸びる大切な時期。遊びながら、創造性と好奇心が刺激されるもの。
2歳〜3歳ルールのある遊びや創作活動を通じて、様々な能力が伸びる時期。より複雑な遊びができるもの。

0-1歳

遊びを通して、手先の器用さ、感覚、言葉の発達などが促されるよう工夫された玩具を選ぶと良いでしょう。

0歳児は無意識的に手を握るのみですが、3ヶ月で大人の親指をつかめるようになり、半年で物をつまむ力が備わります。8ヶ月頃には親指と人差し指で小物をつまめるようになり、1歳までに両手を使った遊びが可能になります。この1年間で手の運動機能が著しく発達し、物を操作する力が身に付きます。

がらがら、ラトル
音の出るおもちゃに興味を持ち、手足を動かす刺激になります。

ソフトブック
柔らかい布で作られた洗えるブックです。ページをめくる動作から読み聞かせの基礎を培えます。

ミラーブック
鏡の付いた布絵本です。自分の顔を見ながら遊べて、自己認知を促します。

ボールプール
カラフルな柔らかいプラスチック製のボールが入った簡易プールです。ボールを掴んだり投げたりして遊べます。

1-2歳

この年齢は、実際に動かして遊びながら、様々な能力が伸びる大切な時期です。創造性と好奇心を刺激するような遊び道具を選ぶと良いでしょう。

手の発達の視点から考えても、1歳から2歳にかけて、手の機能はさらに発達します。1歳半頃には紐通しなどの細かい作業が可能になり、スプーン、はさみなどの道具の使用も上手くなります。2歳前後には、クレヨンを持って線を書くことができるようになり、ジグソーパズルなどの遊びも楽しめるようになります。この時期には、両手を協調させた動作の発達が顕著です。

にぎれるボール
手の運動能力を高め、把握力を養います。

はめ込みボックス
形の概念を学び、手先の器用さも育ちます。

ジグゾーパズル
この年齢では、まだ注意力が続かないことが多いので、ピース数が多すぎるとつまらなくなってしまいます。簡単すぎるものよりも、少し難易度が高めのものが適しています。

紐通し
手指の器用さ、手眼協応力、注意力、形や色の認識力を育むとともに、達成感や忍耐力も養えます。

2-3歳

2歳から3歳にかけての手の発達は著しく、細かい動作がしっかりとできるようになります。2歳半ばには、はさみを使って切ることができ、簡単なパターンをなぞれるようになります。3歳を過ぎると、ボタンをかけたり結んだりする作業も可能に。また、クレヨンやえんぴつで円を書いたり、パズルを25ピース以上組み立てたりできるようになります。この時期には、両手を使った動作のさらなる協調性の向上が見られます。

ブロック積み木
創造性を養い、形や色の概念を学べます。

ペグボード
ペグボード(穴と棒を差し込む玩具)は、手先を使う作業を通して手の器用さを養うのに最適です。

ドミノ倒し
手先を使う集中力と手の機能、調整力が必要とされる玩具です。倒れていく様子を見ても面白いです。

お絵描きセット
自己表現力とクリエイティビティを養います。

以上、発達段階に合わせたさまざまなおもちゃをご紹介しました。

0歳から3歳の子ども用におもちゃを選ぶ際に抑えたい5つのポイントも以下にまとめましたので、併せてご確認ください。

ポイント内容
安全性小さな部品がないか、毒性がないか等、安全面での配慮が重要です。
発達段階年齢に合わせた適切な難易度のおもちゃを選びましょう。簡単すぎても難しすぎても発達が促されません。
多様性手先を使う遊びに加え、創造性や想像力を育む玩具も用意すると良いでしょう。さまざまな能力を伸ばせる玩具が理想的です。
清潔性おもちゃは定期的に洗浄し、清潔に保つことが大切です。細菌が付着しないよう気をつけましょう。
耐久性頻繁に遊ぶので、壊れにくい丈夫な素材のおもちゃを選ぶと良いでしょう。

安全性に加え、発達段階に合わせた適切な難易度、多様な能力を伸ばせる多様性、清潔で衛生的、そして丈夫で長持ちするかどうかなど、さまざまな点に留意する必要があります。おもちゃ選びは慎重に行いましょう。

遊びを通して、子どもの能力が伸びていくことを願っています。