IppoLab

世界中の子どもにも
学ぶ道具を、学ぶ機会を

ドゥミプログラムは、イッポラボの商品がご購入されるごとに
開発途上国の子どもたちに学習道具が提供される取り組みです。

demi(ドゥミ)はフランス語で”半分”の意味。
世界の人たち同士で学ぶ機会を半分ずつ共有し、誰もが学べる社会を作る。
そんな願いを込めて、イッポラボはドゥミプログラムを始めました。

ドゥミプログラムを通じて、私たちは全世界の子どもたちの学習環境がより良くなることを目指します。

商品のご購入

ご購入いただいたイッポラボの商品の
売り上げは、発展途上国の子どもたちの
学習道具の購入費用に宛てられます。

活動計画の設計

世界中の国・地域の中からイッポラボが
活動する場所を選びます。
イッポラボの協力団体(NPO、NGO)と協議し、
必要な学習道具の種類や量を決定します。

学習道具の提供

選択した国や地域の協力団体とともに、
子どもたちに学習道具を提供します。
提供する学習道具は現地で購入します。

継続的支援

活動を開始した国や地域では、
協力団体とともに 継続的な支援を行います。
子どもたちの学習能力が向上するよう、
保護者や先生たちにも働きかけを行います。

最初の活動場所はインドのビハール州にある学校、Aozora Schoolです。
2018年から活動を始め、これまでに延べ約600人に筆記用具やノートなど、勉強に必要な道具を提供しています。

これからもAozora Schoolに通う子どもたちへの学習道具提供は継続していきます。


Aozora Schoolを訪問したときの様子を動画でまとめています。ぜひご覧ください。

Aozora School卒業生にインタビュー

2015年にAozora Schoolを卒業したラムチャランさんに
当時の様子をお聞きしました。

2006年から2015年まで、最貧困層家庭の子どもが無料で通える学校”Aozora School”の児童養護セクションにて生活。 現在は、小さな子どもへの塾講師のアルバイトで生計を立てながら、 大学に通いスペイン語を学んでいる。

2018年8月~9月の期間およそ1ヶ月、千葉県勝浦市にあるAozora Schoolを長年支援している、 Aozora Cafeにてお手伝いをしながら日本の生活を体験。 Aozora Cafeのオーナーが、幼い頃から日本に来たいという気持ちが強かった彼に、 働く大変さを教えたい、これからの生活の糧にしてほしいということで来日。
*このインタビューは2018年8月18日に実施しました。

イッポラボのビジネスモデル、学習道具の提供についてどう思いますか?

素晴らしいビジネスモデルだと思います。貧困に直面している子どもたちにとって、援助頂くことはとても助かります。
また、自分たちの商品購入という行動が、そうした活動に充てられるというのは、商品を購入した方自身も嬉しく感じると思います。

在学中に必要だったものはなんですか?

本(教科書)、ノート、鉛筆、鉛筆削り、消しゴムのようなベーシックな勉強道具を必要としています。

あなたにとって、Aozora Schoolとは?

Aozora Schoolとの出会いは人生の大きな転機の1つです。 それ以前は、私は何者でもなかった。
インドに行くと多くの子どもたちが路上で働いているのを見かけられます。私もそのうちの1人でした。 それから、農場で働くようになり、そこでAozora Schoolの校長先生たちに会いました。 子どもの頃からずっと勉強したかったけれど、そういった環境ではなかったので、 Aozora Schoolの支援を受けられることになり本当に嬉しかったです。
実際にAozora Schoolでの生活が始まってから、 時にはいたずらして怒られることもあったけれど、たくさん勉強したからこそ今があると思ってます。

今の夢はなんですか?

日本に来ることが大きな大きな夢でした。
それが叶ったいまは、日本で勉強したいと思ってます。 ブッタガヤではスペイン語も勉強しています。それに日本で学んだことをプラスすれば、 仕事も得られると考えています。