「ゲップが出ない」→「夜泣き」という盲点

育児

おはようございます!
Ippo-Lab広報の圭です。

先日息子の1ヶ月検診があったのですが、なんと体重が4,500gになっていました!
生まれた時は2,900gくらいだったので、なんと1.6kgも大きくなったことになります。

息子を抱っこしてて、「重くなったなー」とは思っていたのですが、まさか1.6kgも増えていたとは!
母乳とミルクだけでこんなに大きくなれるなんて、「恐るべし!」という感じです。

今回の記事は「意外な夜泣き原因」についてです。
僕の経験も交えて、ご紹介させて頂きます。

授乳もした。オムツも替えた。でも、泣き止まない。

ある日、夜中の1時頃にいつも通り息子が泣き出しました。
いわゆる、夜泣きってやつです。
奥さんに授乳してもらっている間に僕はミルクを作り(我が子は母乳+ミルクで育てています)、オムツを替えてからミルクを与え、後は寝かしつけるだけ。
息子は普段は15~20分くらいで深い眠りに入り、ベビーベッドに戻すことが出来ていたのですが、どういうわけかその日は全く寝ないどころか、一向に泣き止みすらしない。

横抱きしたり、縦抱きしたり、優しく話しかけたり、歌を歌ったり、「赤ちゃんが泣き止む・よく寝る」という音楽をYoutubeで流したりしても、一向に泣き止まず、奥さんも僕自身も眠れないまま時は過ぎていくばかり。
結局その日は午前4時になるまで泣き止まず、奥さんも僕も途方に暮れてしまいました。

夜泣きの原因=不快感

一般的に赤ちゃんが夜泣き原因は不快感だと言われています。
「お腹が減った」、「オムツが汚れていて気持ちが悪い」、「眠いけど抱っこしてくれないと眠れない」など、原因は様々ですが、いずれにせよ赤ちゃんは何かしらの不快感を感じているため、泣くことで周囲の人にそれを訴えているんですね。

では、今回のケースのように、「お腹はいっぱいになった」、「オムツもキレイになった」、「眠れるようにありとあらゆる抱っこをしてる」けれども寝ないというときは、一体何が原因なのでしょうか?

お腹に空気たまって苦しい

僕の息子がそうだったのですが、「授乳」・「オムツ交換」・「抱っこ」の三拍子が揃ってもまだ赤ちゃんが泣き止まない場合は、「お腹に空気がたまって苦しい」=「ゲップがちゃんと出ていない」ということが原因として考えられます。

赤ちゃんは授乳やミルクを飲む際、一緒に空気も飲み込んでしまいます。
だから授乳後はちゃんとゲップを出して上げないと、お腹に空気がたまって苦しくなってしまったり、ミルクが逆流してきて吐き戻してしまったりするんです。
※しっかりゲップをしても、吐き戻す子もいます。なので、赤ちゃんがよほど苦しそうにしていなければ、吐き戻しても問題ありません。

ただ、中にはゲップを出さなくても大丈夫な赤ちゃんもいます。
空気をあまり飲み込まない子だったり、自然にお腹の空気を外に出せる子だったり、おならとして出て行ったりと、理由は様々です。
僕の息子もあまりゲップが出ない子なので、ミルクをあげた後に背中をさすって上げてゲップを出させるにようにはしていたのですが、10分程背中をさすっても出ないので、ゲップが出る前に眠ってしまったときはそのまま寝かしつけていました。

息子の場合は、今まではゲップを出さずともすやすやと眠っていたのですが、徐々にミルクの量が来ていたので、ミルクを飲む量が増えた分、多くの空気を吸い込んでしまっていて、それが原因でお腹が苦しくなってしまったのでしょう。

午前4時頃、午前1時から一睡もしないまま授乳の時間を迎え、オムツを替えて、ミルクをあげた後に、いつも通り縦抱きで背中をさすっていたら、今までに聞いたことのないようなすごく大きなゲップが!
ゲップが出た後は、まるで今まで泣き続けていたのが嘘だったかのようにすやすやと眠ってくれました。

そして、翌日以降も授乳後にしっかりとゲップを出させたところ、いつも通りそのまま寝かしつけることが出来るようになりました。

あとがき

「ゲップが出ない」= 「お腹が苦しい」→「夜泣き」という構図は僕にとっては盲点だったので、それが夜泣きの原因であったと気がついたときは、本当に目から鱗でした。

普段からゲップをあまりしない子であったことも、今回の原因究明を遅らせることにつながったと思います。

皆さんも、「授乳もした」・「オムツも替えた」・「抱っこもしてる」にもかかわらず、夜泣きが収まらないというときは、例えそれまでゲップをあまり出さない子であっても、「お腹に空気がたまって苦しいのかも」ということを疑ってみて下さい。

お子さんが大きなゲップを出した後、すやすやと眠ってくれることを祈っております。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

Ippo-Lab広報