誕生記念に古酒(クース)を仕込もう!

ちょっと息抜きプレゼント

こんにちは!
Ippo-Lab広報の圭です。

息子の誕生以来、奥さんがずっと奥さんの実家に帰っているので、僕も一緒に実家にお世話になっています。

もうお義母さんにお世話になりっぱなしで、炊事・洗濯は任せっきり。
加えて育児においても全面的にサポート頂いており、早くも頭が上がらない状態です(笑)

息子の誕生を祝って何か出来ないかな・・・と思い、色々と探していたら、面白い物を見つけました。
泡盛です。

沖縄では子どもが生まれたら、誕生記念に泡盛入りの甕(かめ)を買い、子どもが成人するときに開けて飲もうとされる方々が多いようです。

というわけで、子どもへの粋なプレゼントとして、本日は泡盛の古酒(クース*)についてご紹介します。
*古酒(こしゅ)の沖縄の方言での言い方。

そもそも泡盛ってどんなお酒?

泡盛の古酒(クース)について見てみる前に、まずは泡盛について確認してみましょう。

泡盛は琉球王朝時代から伝わる沖縄のお酒です。
沖縄の方言では「サキ(酒)」と呼ばれていたそうな。

歴史上、「泡盛」という言葉が初めて登場するのは1671年のこと。その年に琉球王国の尚貞王(しょうていおう)から四代目将軍徳川家綱(とくがわいえつな)へ贈られた献上品の目録に「泡盛」の記載があったようです。
※泡盛自体は、1671年以前からずっと存在していました。

添加物・糖質・タンパク質がゼロである泡盛は、実はポリフェノールがワインの1.5倍も含まれており、ヘルシーなお酒として、ここ最近女性に注目され始めています。

原料は基本的に米と水のみであり、発酵の過程で黒麹(くろこうじ)を使用。
飲み方やシーンを問わず、ストレート、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りなどで楽しむことができます。

20年も熟成できるの?

蒸留酒である泡盛には賞味期限がなく、大切に管理していけば、なんと100年・200年の古酒(クース)に育てることができます。

甕(かめ)でも瓶でも熟成させることが可能であり、一度開栓してもしっかりと封をすることで、熟成を継続することも可能です。

泡盛であるかを問わず、お酒はアルコール度数が高い方が、熟成する成分が多く、熟成に向いてます。
ちなみに、泡盛の平均的なアルコール度数は25~30度といわれており、度数35度以上の泡盛が熟成向きだそうです。

3年以上熟成させて古酒(クース)になった泡盛は、まろやかになり断然飲みやすくなるため、泡盛を初めて飲むという人にもおすすめとのこと。

ちなみに、古酒の具体的な定義は定まっておらず、「○○年熟成させたら古酒と呼ぶ」、「熟成○○年以下だから、古酒と呼ばない」というようなルールは実はありません。
ただ、お酒関係者の有志団体である「長期熟成酒研究会」によると、「満三年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒のことを古酒と呼ぶ」と定義されています。

どうやったら熟成させられるの?~僕は外注した(笑)~

熟成のポイントは沖縄に伝わる伝統的な古酒造りの技法である「仕次ぎ(しつぎ)」にあります。

「仕次ぎ」の具体的なやり方は下記に詳しいです。

家の酒を育てる 仕次ぎ(忠孝酒造株式会社のホームページより)
https://www.chuko-awamori.com/arayaki/shitsugi

「なんだ!結構簡単そうじゃん!」と思われた方、すごいです!(笑)
僕はこれを読んでもなんだかちんぷんかんぷんで、よく分かりませんでした。

もっと具体的には以下のサイトが詳しいですが、今度はやり方は分かったけど、自分で出来る気がしません。

泡盛好き必見! 自宅でできる古酒の育て方~甕・親酒選びから仕次ぎまで(琉球新報Styleより)
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-793733.html



・・・というわけで、僕は外注しました!(笑)



忠孝蔵 古酒預かりシステム THE OWNERS(忠孝酒造株式会社ホーム-ページより)
https://www.chuko-awamori.com/chukogura/owners

古くから「餅は餅屋」という言いますし、素人判断で大切な息子への記念品をしくじってしまったら父親の沽券に関わるので、我ながら英断だったと思います。

忠孝酒造さんのTHE OWNERS(ザ・オーナーズ)というサービスは、泡盛一升と5年間の熟成がセットとなったサービスです。
容器は瓶か甕か、泡盛は長期熟成向きの高アルコール度数泡盛2種類から1つを選ぶことができ、熟成は最長で20年間させることが可能です。

追加料金を払えば、瓶であっても甕であっても、子どもの手形や体重、誕生日などを記載したオリジナルのラベルを添付することもでき、子どものためによりメモリアルな一品に仕上げることができます。

他にも、こちらのサービスに申し込まれた方は実際に注文した泡盛が熟成されている酒蔵を無料で見学することも可能。

5年や10年などの節目で、家族で自分たちの泡盛を見に行き、ついでに沖縄旅行なんて出来たら、すごく良い思い出になりそうですね。

あとがき

文章を読まれていてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、僕は忠孝酒造さんのTHE OWNERSに申し込みました!
親バカも甚だしいですが、今から20年後の息子の成人の時に一緒に泡盛を飲めることが楽しみでなりません!

こちらのTHE OWNERSサービスは、退職記念に泡盛を熟成させる、あるいはただ単に美味しい泡盛を飲むためになど、様々な目的に利用することが可能です。

幼いお子さんの成人祝いだけでなく、ご家族やご自身へのプレゼントに、泡盛の古酒(クース)を検討されてみてはいかがでしょうか?

それでは皆さん、またお会いしましょう!

Ippo-Lab広報