【なわとび上達ロードマップ】なわとびが上達する手順を紹介します☝️
はじめまして。
「イッポラボアスレティックス」運動教室コーチの松浦と申します。
私はこれまで、元陸上競技の実業団選手・元小学校教諭としての経験を積んできました。そして、現在ではイッポラボ合同会社の社員として「イッポラボアスレティックス」運動教室の担当コーチとして、日々たくさんの子どもたちと関わっています。
💡「イッポラボアスレティックス」とは、遊びとトレーニング要素をふんだんに盛り込んだオリジナルメニュー楽しみながら行う運動教室です!気になる方は、以下のロゴをタップすると詳細が見れます。
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そんな私ですが、これまでたくさんの子どもたちと関わり、運動指導をしてきました。関わる子どもたちの中には、運動が得意な子どもたちもいれば、運動が苦手で中々上達ができなくて悩んでいる子どもたちも大勢出会ってきました。
運動が苦手な子どもたちの中でも、特に多い悩みがあります。
それは、、、
なわとびが上手にとべない!!
なわとびを当たり前にとぶことができる我々大人からすると意外かもしれませんが、なわとびを上手にとべなくて悩んでいる子どもたちがたくさんいます!
平成時代の子どもたちは、外遊びが盛んだったり、学校現場でも体育や学校生活の中での取り組みなどでなわとびをとぶ機会が非常に盛んでした。しかし、昨今では、外遊びの減少に加え、学校現場でもなわとびを体育や学校生活の中で取り入れる機会が減少しています。つまり、昔と比較すると、なわとびを跳ぶ機会や環境が圧倒的に減少してしまっています!そのため、なわとびができない子どもが多くなってきている現状があります。
また子どもの遊びとして定番のなわとびですが、実は非常に難易度が高い運動です!
なわとびは、「跳ぶ」+「縄を回す」の2つの動作を連続で跳ぶことが求められます!もっと細かく見ると、「姿勢はまっすぐ」「両足で跳ぶ」「リズムよく跳ぶ」「手首をすばやく動かす」「脇を締める」「縄の操作の持続」など複数の微細な運動を同時に行わなければなりません。そのため、運動が苦手な子どもたちにとってはとても難しい運動なのです。
そのため、なわとびでは「先生の動きを見て覚えてね」というだけでは不十分です。なわとびに必要な動きを1つ1つ丁寧に教えることが大切なのです。
なわとびが難しい運動だという前提を知らずに「なんで跳べないの?」と、イライラしながら子どもに接してしまい、余計に運動が嫌いになったなんて話も聞いたことがあります。
「子ども達へのなわとびの教え方がよくわからない」
「なわとびが苦手な子が跳べるようになるコツを知りたい」
「子ども達に正しく教えられるか不安」
「中々上達しなくて困っている」
など、子ども達に教えるのが難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、なわとびの基本はもちろん、練習の仕方や取り組む手順が詳細にわかります!
❶なわとび練習をする前に理解しておくべきこと
◾️なわとびが苦手な理由
冒頭でも挙げましたが、なわとびは難易度が高く複雑な運動です!なわとびが苦手な子どもの理由については、以下3つの理由が考えられます。
①思うようになわを回すことができない
なわとびが苦手な子どものほとんどが、なわを上手に回すことができません。また、上手に手首でなわをコントロールできないため、腕が大ぶりになってしまいます。そのため、連続で跳べなかったり、なわの軌道がずれたりして、跳ぶ前に足や体に引っかかってしまいます。
②リズミカルにまっすぐ跳ぶことができない
意外かもしれませんが、なわとびが苦手な子どもは、なわとび以前にそもそも跳ぶ動きが苦手です。根本的に、姿勢よく両足でリズミカルに跳ぶための筋力やバランス感覚などが養われていないのが苦手な理由の一つです。着地の度に、体が曲がったり、左右にぶれたりするので連続で跳ぶことができません。
③「跳ぶ」と「なわを回す」2つの動きを同時にできない
仮に、なわを回すのが上手になったり、ジャンプすること自体ができるようになっても、なわとびが上手になるわけではありません。なわを回す動きとリズミカルにジャンプする動きの両立ができなければなわとびを上手に跳ぶことはできないのです。
①〜③の理由をふまえた上で、なわとびを練習することが、なわとび上達の鍵になります。
なわとび練習の心構え
練習に取り組む上で、押さえておきたいポイントが3つあります!子どもたちになわとびを教える時は、以下の3つを心がけて練習に臨みましょう。
①スモールステップな練習
なわとびがなぜ跳べないのかを一度しっかり分析してみましょう。例えば、リズムよく連続で跳ぶことができない子に対しては、手拍子や音楽に合わせて跳ぶ練習をしたり、なわが上手に回せていない子は、なわをスムーズに回す練習をする。なわは回せるけど連続して跳べなない子は、リズミカルに跳ぶ練習をする。
このように、できない動きを習得するために、少し難易度を下げた別のアプローチでの練習を1つ1つ丁寧に教えることが非常に効果的です。また、子どもの個々の能力や発達段階に応じて、段階的に指導していくことが効果的です。
②質より量
まずは、とにかくたくさん跳ぶことを心がけましょう。たくさん跳ぶことで少しずつ跳ぶことに慣れたり自分なりにコツを掴めるたりすることもよくあります。ある日突然、できなかった動きが簡単にできるようになることもあります。そのためには、とにかく跳ぶ機会をたくさん作ってみてください。子どもだけで取り組めない場合は、保護者の方も積極的に子どもたちと一緒に練習すると子どものモチベーションも上がることでしょう。
③できたことを褒める
なわとびができるようになるためには、自信とやる気を身につける必要があります。できないことを指摘するよりも、少しでも良い変化があったことに対して徹底的に褒めましょう。そうすることで、「もっと上手になりたい」「褒めてもらうためにもっと頑張る」など意欲が湧いてくるでしょう。すると、自主的に練習に取り組むようになっていきます。この段階まできたら、跳べるようになるまであと1歩です!
「腕の回し方が綺麗に円を描いていてすごいね!」「頭の先まで姿勢がとってもまっすぐだ!これならもう少しで跳べるようになるよ!」など具体的に褒めると、子どもはさらにやる気を高めるでしょう!
跳べることを当たり前だと思わず、どんなに小さな成長でも見逃さずに褒めることが上達へのコツです!
◾️なわとびの基本について
なわとびの練習をする時に、以下の基本を確認して行いましょう!
❷なわとび上達のためのロードマップ
〈3STEP❗️〉
なわとびの種目をレベル分けしました!
以下の難易度を参考にして、少しずつ難しい技にチャレンジしてみましょう☆
イッポラボは「自信が持てる子どもを育成する」ことをミッションにして、オリジナル教育教材の開発や、運動教室の運営に取り組んでいます。