【インドに行く人必見】インドe-visaオンライン申請の書き方、申込み方法まとめ(2025年4月時点)

仕事

このページで目指すこと!

日本国籍の方がインドに渡航する場合、渡航目的に沿った査証(ビザ)または e-Visa 取得が必要となります。このページでは、e-Visaの取得方法についてまとめています。どのサイトからe-Visaを申請すれば良いのか、申請画面には何をどう書いたら良いのかなど、一通りのことをまとめています。
e-Visaの申請にはおおよそ1.5〜2時間はかかると考えてください!時間に余裕がある時に作業して、インドへの渡航準備を進めましょう。

はじめに

こんにちは。イッポラボスタッフの涼太郎です。僕はこれまでにイッポラボの「インドスタディプログラム」でインドのビハール州を訪れました。今回は、そのときに行ったインドのe-visa申請について記事を書かせていただきます。

インドに行きたいけど、visa取得が難しそう…

大丈夫です!

実際、田舎出身の海外経験ゼロの高校生(当時)でも簡単にとることができました。

今回はその方法について、わかりやすく、要点をまとめて解説していこうと思います。

【ご案内】弊社はインド向けのスタディプログラムを2024年から開始しました。中学生〜70代の方の参加実績があります。より詳しく知りたい場合は下の画像をクリックしてください。

用意するもの

  • パスポートの顔写真の写っているページのPDF
  • 顔写真のJPEGデータ
  • クレジットカード(VISA or MASTERカード)またはPayPalアカウント

注意点

1:偽サイト

検索エンジンをかけてみると、色々なサイトが出てくると思います。本物に似た偽の申請サイトが多くありますので、気を付けてください。本物は【25ドル+振込手数料約1ドル】で申請できます。

■公式サイト■ https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

2025年4月時点のウェブサイト トップページはこのようになっています

2:アライバルビザは要注意(おすすめできない)

基本的に、インドのvisaは3種類あります。

アライバルビザは、一部の空港で入国制限(人数制限)が設けられている場合があります。航空会社によっては日本人がアライバルビザを取得できることを認識しておらず、搭乗を拒否されるケースも報告されています。そのため、事前にビザを取得することを強くおすすめします!

今回、説明していくオンラインビザ(e-visa)が一番安全で無難で比較的簡単なやり方です!

3:e-Visaの利用条件をチェック!

出発の4日前(申請後72時間以内に受理される)まで申請可能

⚠出発の30日前ぐらいに申請することがオススメ。

インドに今後何回入国する予定かにより、3種類から選ぶことができます。

インドビザの種類を比較(簡単まとめ)

選び方のポイント

  1. 30日ダブルエントリー: 短期旅行や1回きりの観光におすすめ。2回まで入国できます。
  2. 1年マルチプルエントリー: 年に数回インドを訪れる場合に便利。1年間に何度でも入国できます。
  3. 5年マルチプルエントリー: 長期的な計画がある人や頻繁に渡航する人向け。5年間に何度も入国できます。

観光、ビジネス、会議出席、メディカル(病気治療)などの種類があります。これは後ほど申請する時に選ぶ必要があるため、最も近しいものを選んでおきましょう。

  滞在期間はビザの種類によって異なります

申請ページによると、2025年1月現在、以下の空港からの入国が可能です。(*アルファベット順に並び替えています)

  • AHMEDABAD (アーメダバード)
  • AMRITSAR (アムリトサル)
  • BAGDOGRA (バグドグラ)
  • BENGALURU (バンガロール)
  • BHUBANESHWAR (ブバネシュワール)
  • CALICUT (カリカット)
  • CHANDIGARH (チャンディーガル)
  • CHENNAI (チェンナイ)
  • COCHIN (コチまたはコーチン)
  • COIMBATORE (コインバートル)
  • DELHI (デリー)
  • GAYA (ガヤまたはブッダガヤ)
  • GOA (ゴア)
  • GUWAHATI (グワハティ)
  • HYDERABAD (ハイデラバード)
  • JAIPUR (ジャイプール)
  • KOLKATA (コルカタ)
  • KOZHIKODE (コジコードまたはカリカット)
  • LUCKNOW (ラクナウ)
  • MAGALURU (マンガロール)
  • MUMBAI (ムンバイ)
  • NAGPUR (ナグプール)
  • PORT BLAIR (ポートブレア)
  • PUNE (プーナ)
  • THIRUVANANTHAPURAM (ティルバナンタプーラム)
  • TIRUCHIRAPPALLI (ティルチラーパリ)
  • VARANASI (バラナシ)
  • VISHAKHAPATNAM (ヴィシャーカパトナム)

下記の港も可能です

  • CHENNAI SEAPORT (チェンナイ港)
  • COCHIN SEAPORT (コチン港)
  • GOA SEAPORT (ゴア港)
  • MANGALORE SEAPORT (マンガロール港)
  • MUMBAI SEAPORT (ムンバイ港)

e-visaは1月1日から12月31日までの1年間の期間で、2回のみ取得可能(年に2回、暦で計算)

4:その他、必須条件

  1. インドでの滞在日数が条件内に収まっているか確認する
  2. 出発までに4日以上の余裕があるか
  3. クレジットカード(VISAまたはMASTER)またはPayPalでビザ代の支払いが可能であるか
  4. パスポートの有効期限が十分か確認する(通常1年1ヶ月以上。eツーリストビザ30日の場合は7ヶ月以上)。
  5. パスポートに最低2ページの余白があることを確認する
  6. 公用、外交、ジャーナリスト、カメラマン、または報道関係者ではないこと
  7. パキスタン国籍またはパキスタン出身の渡航者ではないこと
  8. 指定された空港から入国することが可能か(初回入国は指定空港のみ)。
  9. 滞在期間の延長が不可でも問題がないか
  10. 取得回数は1/1~12/31までの2回のみ(年に2回、暦で計算)

実際に申請してみよう!

オンライン申請はすべて英語です

今から全部翻訳解説していきますので、長い旅になりますが、一緒に頑張っていきましょう!

用意するもの

  • ①クレジットカード(VISA or MASTERカード)またはPayPalアカウント
  • ②パスポートの顔写真の写っているページのPDF
  • ③顔写真のJPEGデータ

すべて準備できたら、以下をクリックして申請を行っていきましょう!

【公式サイト】https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

Apply here for e-visa(eビザ申請)をタップしてください。

1ページ目

1ページ目終了です!!!お疲れ様です!

ここまではまだ序の口です。次のページから本格的な情報入力作業がありますが、以下の情報を書き取って忘れないようにしてください。

1:赤字の部分のTemporary Application IDをメモする

2:「Save and Temporarily Exit」をしてログインできる状態か確認するため、一度ホームページに戻る。

3:赤字の部分のTemporary Application IDを使ってログインする

公式ウェブサイト(https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html)の下部にある「Complete Partially Filled Form」をクリックしてください。

ここで先ほどのアプリケーションIDと、「above text」に表示されたテキストを入力してログインしましょう。

2ページ目

2ページ目です。まだまだ続きますが一緒に頑張っていきましょう!

Save and Continueをクリックすると入力情報がすべて消えてしまうことがありました。
必ずSave and Temporarily Exit をクリックし一度、入力画面から出てからeツーリストビザ申請のトップページ最下部のComplete Partially Filled Form(作業中の画面へ)の順で行ってください。

3ページ目

3ページ目に入りました。少しずつ複雑になっていきますが、あと少しです!

一緒に乗り越えましょう!

 パキスタンの欄の部分ですが Save and Temporarily Exit(保存して終了)をクリックした後に不具合で、毎回YESに書き換えられているとのこと。毎度確認してください。

お疲れ様です。あと少しです!

次ページを確認していきましょう。

4ページ目

四ページ目では主にインドでの情報を入力していきます。まだ未知の世界だとは思いますが、頑張って一緒に入力していきましょう!注意点もいくつかあるので注意してください。

Save and temporarily Exit を押し忘れていませんか??ここまで来て、すべて消えてしまうのはもったいないです。ひと手間かかりますが、ここは我慢して行いましょう。

再度、ログインして始める時、記入した住所が問題で次のページに行けないことがあります。
住所の入力欄で、“Tottori-Shi”のうように、“”(上につくダブルクォーテーション)を削除しないと前に進めません。
一度ログアウトするごとにこれが自動的につくので、手間ですが毎回削除してください。
※Microsoftエッジというブラウザーで入力の場合は不具合がないそうです。

5ページ目

ラストスパートです!ここまで本当にお疲れ様です。もう少しでインドに行けますよ!

ここは基本的にほとんどの人がNoだと思いますが、上の文章を読んで慎重に選択していきましょう。

入力後はSave and temporarily Exit をタップします。

6ページ目

Document Upload(書類のアップロード) 

これから写真や書類など、最後の一番大事なプロセスに入っていきます。

まずは、顔写真の準備をしてください!

注意事項は以下の通りです。

  • パスポート写真の切り抜きはNG
  • カラー写真でJPEGフォーマット
  • 帽子、メガネをかぶった写真はNG
  • サイズ350px x350px以上
  • 縦横同じ長さの正方形の写真
  • 背景は必ず白
  • 真のデータサイズ10KB〜1MB

以下は自分が実際に行った一例になります。(あくまで一例ですので、規定通りに行ってください)

実は、僕、これに一度失敗してe-visaの申請をやり直しました。自宅の白い壁を探してスマホで撮ったのですが、まさかの申請してから無効通知……….

僕の知り合いはスマホだけでできた人もいますが、多くの人がこれに失敗しているそうです。

そのため、僕は、後日、写真屋さんに行って撮影してもらいました。彼らもこれまでに多く受け入れていると思いますので、「インドのvisaの写真が撮りたい」と伝えると理解してくださると思います!

失敗した場合25ドルをもう一度払わないといけないことになるので、僕は写真屋さんに行って撮影することを強くお勧めします!

では、次に、パスポートに移ります。

 7ページ目

Passportのアップロード

  • 1:パスポートの見開きページ(顔写真のページ)をアップロード
  • 2:フォーマットをPDFにする
  • 3:データサイズは10K~300KBにする
  • 4:書類の名前をPASSPORT.PDFに変更する

「どうやってPDFを作るの?」との質問がたくさんきますが、インターネットで検索するとさまざまなサイトが出てきます。

一つの事例として紹介すると、以下のサイトは便利です。

【SmallPDF】https://smallpdf.com/jp/jpg-to-pdf

PDFの圧縮もできてすごく便利です。

最後に、、、、

これまで入力した情報に相違がないかという英文が出てきます。

次にApplication ID(これは正式なIDです)必ずメモしてください

必ず、お願いします

最後に、Yesマークに丸を付けて、Pay Now(今支払う)、または、Pay later (後で支払う)を押して支払いに移っていきましょう

銀行が2種類(クレジットカード)とPAYPALの3択です。

ぼくはこちら、SBI ePay を通してやりました。これは人それぞれなので何でもいいと思います!

支払いが無事完了したら、noreply-vss@nic.inからメールが届きます。

僕は迷惑メールに入っていたので確認漏れには注意してください!

72時間以内に再度メールでビザが届きます

僕の場合17:40に申請完了し、翌日15:04にメールが来ました。

メールが届きましたら最後の作業に進みましょう。

72時間以内に届いたメールで必ずチェックしないといけないのが

Application Status :- Granted

これが記載されていれば無事にインドビザ取得完了です

 e-TOURIST-VISAをプリントアウト!

インドに入国する際に、e-visaを印刷した用紙を見せる必要があります。

印刷の仕方について説明していきます。

まず、下記をクリックします。

【公式サイト】https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

クリック後にメニューバーの右から二つ目のブルーのタブ Visa Status をクリック

以下の必要な情報を入力しましょう。

Application Id
最後に取得したIDを入力

Passport No
パスポート番号を記入

Please enter above text
表示されている上記の文字を入力

Check Status
状況の確認をクリック

メールの文面と同じものが表示。
Application Status:Grantedと記載されているか確認すること。

Print Status
状況を印刷をクリックしPDFをダウンロード

インドビザ の続き

もう1つの書類のダウンロードも念のために行いましょう。

ホームページに戻り緑枠のPRINT VISA APPLICATIONをクリック

Select Visa Type:e-Visaをクリック

Port Of Arrival:登録した到着空港を選択

Application Id:メールで受信した新しいIDを入力

Date of Birth:誕生日を入力

Passport No:パスポート番号を入力

Please enter above text:表示される画像の文字を入力

あとはPDF書類をプリントアウトしてください

合計2種類のPDF書類を持参されると問題ないです

お疲れさまでした!

これで全ての作業が終わりました!

本当にお疲れ様でした。インド旅、安全第一で楽しんできてください!