実録!コロナ禍での出産を経験してみた!

出産

おはようございます!
Ippo-Lab広報の圭です。

大変私事ですが、先日10月30日に2,895gの元気な男の子が生まれました。
とっても嬉しいことは勿論ですが、陣痛の激しい痛みと20時間も格闘してくれた妻には本当に感謝です。

この度はコロナ禍での出産ということもあり、従来とは少し勝手の異なる出産となりました。
「話では色々と聞くけど、実際のところどうなの?」と疑問に思われていらっしゃる方も多いと思いますので、我らが伊藤家の体験を共有させて頂きます。

立ち会いはおろか、病院での待機も不可

我々は自宅付近の市民病院で出産したのですが、噂通り出産の立ち会いは不可であり、病院で待機することもできませんでした。

10月29日の22時過ぎ、いつも通り血圧を測っていた妻が「血圧が高いねん」と、少し不安げな様子です。

現在はコロナ過で、僕の仕事中に妻が病院に行き、そのまま入院になろうものなら、もう退院するまで会えないと聞いていました。なので、「不安なら、今から病院に電話して、行った方が良いか聞いてみようよ。もしも問題ないならそれで安心でだし、来てくれと言われたら、今なら俺も一緒に行けるからそっちの方が良いよ」と妻に提案。

妻が病院に電話をしたところ、「念のため入院の用意を持って、病院に来て欲しい」と言われたので、荷物を持って一緒に徒歩で病院へ行きました。

時間外のため、救急外来の窓口を訪問。救急外来の前にはイスが並んでおり、「お呼びするまでお待ち下さい」と言われ、一緒に待っていたところ、「旦那さんはお帰り下さい」とも何も言われません。

「これは検査結果が出るまで病院で待てるのかな」っと思っていたのですが、助産師さんがいらっしゃり、結局「申し訳ありませんがご本人以外の方はお帰り下さい」とのこと。

その後、自宅に帰り、妻からの電話で検査結果を聞いたところ、「血圧が少し気になりますし、もう夜も遅いから、一泊していくことになった」という展開となりました。

やはり噂通り、妊婦本心以外は病院内にいることは難しそうです。

産院や病院によっては立ち会いも認めているようですが、一般的には立ち会いはおろか、病院で待機することも難しいという認識で間違いと思います。

入院後は助産師さんが終夜つきっきり

これは妻から聞いた話なのですが、妻が出産した病院は、陣痛開始直後を覗いて、入院してから分娩室に行くまで、助産師さんが常につきっきりでお世話をしてくれたそうです。

平時からそうなのか、あるいはコロナ禍で親族が付き添うことが出来ないので、特別に配慮がなされているのか定かではないのですが、いずれにせよ、病院側からの手厚いサポートはばっちりと受けられると存じます。

出産後は、退院まで妻とも息子とも面会することは出来ず、洗濯物や衣類の受け渡しも全て病院の受付担当者を介して行われました。

「今まで一緒に生活をしていて、濃厚接触しいまくっていたのに、そこまでする必要はあるのか」と少し思いましたが、妻が出産した病院は総合病院だったので、様々な患者さんがいらっしゃいます。

それこそ、新型コロナウイルス感染者が病棟内で発生し、濃厚接触者や施設内における隔離及びレッドゾーンを設けるなどに事態になったら大変なことになるでしょう。

そういった事態への配慮から、そこまで徹底した対応が求められたのだと、今になっては思います。

あとがき

病院や産院によって対応は異なるとは存じますが、伊藤家の場合は「いやいやそこまでやりますか・・・」という徹底ぶりでした。

ですが、新型コロナウイルス感染者が発生した場合のリスクを考えると、病院側としてもそうせざるを得ない状況なのだと思います。

今回の伊藤家のケースが、コロナ過での出産を控えた方々のお役に少しでも立ちましたら幸いです。

それでは皆さん、またお会いしましょう!

Ippo-Lab広報